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ジャーナリングとは?ジャーナリングと日記の違いついても整理!!

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ジャーナリングって何??

ジャーナリングって日記と違うの?

こんな疑問を解決します。

ジャーナリングとは、個人的な成長や振り返りを促進するために行われる手法の一つで、「頭に思い浮かんだことをありのままに書く」ことです。

ジャーナリングは、よく日記と混合されがちですが、この2つには大きな違いがあります。

それは、ジャーナリングは現在や未来に向けて学びを得ることを目的としているのに対して日記は過去を振り返ることを目的としているところです。

この記事は、こんな人にオススメ!

  1. ジャーナリングに興味があるけど、どうしたらいいのかわからない。
  2. 日記を書いているけど、意味があるのかわからない。

この記事を読むことで、ジャーナリングと日記の違いについて理解でき、自分自身の内面と向き合い、自分自身を発見する方法を知ることができます。

難しくないので、ぜひ最後までご覧くださいね。

ジャーナリングとは、自己理解

ジャーナリングは、自分自身の思考や感情を整理し、自己理解を深める方法のひとつです。

また、ストレスや不安を軽減するためにも使われます。

ジャーナリングの方法は様々で、手書きで行う方法や、オンラインのプラットフォームを利用する方法などがあります。

ジャーナリングと日記の違い

ジャーナリングと日記では目的が大きく異なります。

日記は、日々の出来事を記録することが目的で、その日の出来事や感情、思考を綴っていくことが一般的です。

一方、ジャーナリングは、自己成長やリフレクションを促進するために行われ、特定のや問いについて深く考え、テーマや気づきを得ることを目的としています。

つまり、日記は過去を振り返ることが目的であり、ジャーナリングは現在や未来に向けての学びを得ることが目的です。

また、日記は個人的な出来事や感情を記録することが多い一方、ジャーナリングはより目的やテーマに焦点をあて、そこから学びを得ることが期待されます。

ただし、日記とジャーナリングの境界は曖昧であり、人によって解釈が違うことがあるので注意してください。

ジャーナリングの効果

就職活動がうまくいく⁉

『こころのライティング 書いていやす回復ワークブック』の著者であるテキサス大学オースティン校の社会心理学者、ジェームズ・ペネベイカー教授の研究。

失業者を対象に、毎日20分間のジャーナリングを5日間連続で実践させ、その後8ヶ月間追跡調査を行ないました。

すると、同じような失業者でジャーナリングをしなかった人たちに比べて、ジャーナリングをした人たちは、8ヶ月後の就職率が40%も高かったという結果が出ました。

ジャーナリングをすることで自分自身の向き合い、自分には何が向いているのか、自分はどんな仕事がしたいのか、どのように就職活動していくかといった課題と向き合い就職活動を突破していったということです。

心身の健康が大幅に向上する⁉

ペネベイカー教授は別の実験も行なっています。

被験者を2つのグループに分け、一方には感情的に大きな影響を受けた出来事を書かせ、もう一方には日常的なこと(通りを行き交う車のことなど、感情とは関係ないこと)を書かせました。

これを20分ずつ3日間続けた結果、感情的に大きな影響を受けたことを書いたグループは、日常的なことを書いたグループに比べて、心身の健康が大幅に向上したとのことです。

実験の数ヶ月後でも、血圧の低下、免疫機能アップ、通院回数の減少、幸福感の高まりが続いたといいます。

あきらまこと

ジャーナリングすることで幸福感が高まるのですね。

自分の願望や価値観を知ることができる‼

ジャーナリングは、自分では気づいていない自分の願望や自分の価値観を知ることができます。

例えば、友人に「あなたは、そういうところがあるよね。」と言われて自分の癖や考え方に気づいた経験はありませんか?

つまり自分の価値観をしるためには、自分のことを客観的に見る必要があるのです。

自分の内面について書くことで、一人でも客観的に自分をとらえることができるのがジャーナリングです。

そのことからジャーナリングとは「書く瞑想」とも言われています。

ジャーナリングは、グーグル社がマインドフルネスを実践する独自の研修プログラム「SIY=Search Inside Yourself 」の中でワークとして取り入れられたことで有名になりました。

「サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」著者チャディー・メン・タン(Chade-Meng Tan)という書籍で紹介されています。興味ある方は是非ご覧ください。

自分の内面と向き合い書くことは、頭の中で考えるよりも多くの感覚を使います。
より深く自分と向き合うことができるのです。

「本当の自分の願望は何なのか?」
「自分にとって価値のあることとは何なのか?」

このような疑問の答えを見つけることができます。

ジャーナリングのやり方

フリーライティング

“まっさらな紙に15分間、ひたすら自分の思考を書き出す手法です。

何も考えず、流れるままに書くことで、自分自身の内面に向き合い、気づきを得ることができます。

具体的なやり方としては、まず紙とペンを用意し、テーマや目的を決めずに、ただ書きたいことを自由に書いていきます。

出来事、考えていることなど、何でも良いです。

書くときは、自分自身の内面の声を自由に表現することが大切です。

誰かに見せるためではなく、自分自身の内面を表現することが目的です。

10分程度の時間を設け、その時間内に何が思いついても書いていくことが大切です。

フリーライティングジャーナリングの効果としては、自分自身の内面を深く知ることができることが挙げられます。

また、ストレス解消や感情の整理にも役立ちます。や発想を得ることができるという効果もあります。

フリーライティングジャーナリングは、誰でも簡単に取り組むことができ、継続することで自己理解を深めることができます。”

モーニングページ

“朝起きてから手帳などに3ページ、手書きで自分の思考や感情を自由に書き出す手法です。

この手法は、アーティストや作家のジュリア・キャメロンが提唱したもので、彼女自身が毎日続けていることでもあります。

具体的には、起きてすぐにペンと紙を手に取り、3ページ分自分自身書く内容は、何でも良いです。

心配事、悩み、したいこと、感じたことなど、自分自身が思ったことを承ります。

この手法の効果としては、自己理解や自己成長の推測が挙げられます。書くことで自分自身の気持ちや考え方を整理し、深く自己理解をすることができます。

自分自身の優先順位や目標を明確にすることが、その日の取り組み方を考えます。

さらに、書くことで創造性やアイデアの泉を刺激し、新たなアイデアを生み出すことができるかもしれません。

モーニングページは、毎日続けることが大切です。

内面に向き合う時間を楽しみにするようになることもあります。

朝起きてから30分間を使って、毎日ジャーナリングをする習慣を身につけることで、自分自身の内面を深く知り、人生をより良くするための手法です。

最初は30分間という時間が長く感じるかもしれませんが、継続することで、自然と書くことが楽しくなり、自分自身の内面に向き合う時間が楽しみにするようになることもあります。

対話式ジャーナリング

対話式ジャーナリングとは、ジャーナリングの一種で、自分自身との内面の対話を通じて自己理解を深める手法です。

この手法では、まず自分自身と対話をする「自己対話」、次に自分以外の何かと対話をする「議論対話」、最後に自分自身の内面の別の部分と対話をする「内部対話」の3対話形式があります。

自己対話では、自分自身に向かって質問し、自分自身からの答えを聞いていきます。

例えば、「今日の気分はどうだろう?」、「何をしたいと思っているのだろう?」といった状況に、自分自身に質問をして、自分自身からの回答を書き出すことで、自分自身との対話を通じて自己理解を深めていきます。

議論対話では、自分自身と別の何かと対話をします。持つ価値観や考え方を客観的に見つめなおすことができます。

内部対話では、自分自身の内面の別の部分と対話をします。

この対話を通じて、自分自身が持つ複数の側面を理解し、自分自身の内面をより深く理解することができます。

対話式ジャーナリングは、自分自身と向き合うことで自己理解を深め、内面に気づきや気持ちを整理することができる手法です。

自分自身と対話することで、内面に秘めた感情や思考を客観的に見つめるできれば、自分自身の成長や向上につながるかもしれません。

アファーメーションジャーナリング

自分自身にポジティブな言葉を投げかけ、自分自身を積極的に進める手法です。

例えば、「私は自分に自信を持っている」「私は健康的な食生活を送る」といったアファーメーション自分自身にポジティブな言葉を投げかけることで、自分自身を積極的に前向きにすることができ、自己肯定感を高めることができます。

“アファメーションジャーナリングは、ポジティブな自己イメージを強化するために、積極的な表現を使って自己肯定感を高めるジャーナリングの手法です。

この手法では、自分自身に肯定的なメッセージを伝え、自分自身を励ますことで、自信や前向きな気持ちを養います。

アファメーションとは「断言すること」を意味し、自分自身に向けて積極的な断言を行うことで、内面にポジティブな気持ちを育てることができます。

アファメーションジャーナリングでは、以下のような手順で行われます。

①アファメーションを選ぶ

まず、自分自身に向けて伝えたい肯定的なメッセージを決めます。

足っている」「私は自分自身を大切にする」「私は未来に向けてポジティブなエネルギーを持っている」など、自分自身に向けての積極的な表現を考えます。

②アファメーションを繰り返す

自分自身の過去や現在、将来に関する出来事や思い、感情などを正しく、それに対してアファメーションを繰り返すことで、自分自身を励ますことができます。

③感情を育てる

ジャーナリングの過程で、自分自身に向けてアファメーションを繰り返すことで、自分自身に対する肯定感や自信を育てることができます。

また、アファメーションジャーナリングは、ネガティブな感情や考え方をポジティブなものにための手法としても有効です。

例えば、自分自身に「私は自分自身を大切にする」というアファメーションを繰り返すことで、自分自身に対する肯定感を高め、自分自身に投資することや、自分自身を大切にすることができるようになりますます。

アファメーションジャーナリングは、自己肯定感を高めるだけでなく、ストレスや不安を緩和するための手法としても役立ちます。

自分自身に対して肯定的なメッセージを伝えることで、ネガティブな思考パターンを打ち破り、ポジティブなエネルギーを育てることができます。

まとめ

ジャーナリングは、自分自身の内面に向き合い、自己理解を深めるための手法です。ジャーナリングには、フリーライティング、モーニングページ、対話式、アファーメーションジャーナリングなどの種類があります。

フリーライティングは、自分の思考を書き出す手法であり、何も考えずに流れるままに書くことで自分自身の内面に向き合い、気づきを得ることができます。

モーニングページは、朝に手帳などに自分自身の思考や感情を書き出す手法であり、自己理解や自己成長の推測が挙げられます。

対話式ジャーナリングは、自分自身との内面の対話を通じて自己理解を深める手法であり、自己対話、議論対話、内部対話の3つの形式があります。

アファーメーションジャーナリングは、自分自身にポジティブな言葉を投げかけ、自己肯定感を高める手法であり、ポジティブな自己イメージを強化するために積極的な表現を使います。

ジャーナリングによって、自己理解を深めることができます。自分自身の内面に向き合い、自分自身についてより深く理解することができます。また、ジャーナリングはストレス解消や感情整理にも役立ちます。ジャーナリングは、誰でも簡単に始めることができ、継続することで自己理解を深めることができます。

ぜひ試してみてくださいね。

ABOUT ME
あきらまこと
作業療法士 キャリアコンサルタント