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モチベーショングラフの書き方、使い方を徹底解説!

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「自分のキャリアや人生の方向性が見えない…」

「モチベーションが上がらず、仕事が楽しくない…」

実は、そんな悩みを解決する効果的な方法があります。

それは「モチベーショングラフ」という方法です。

モチベーショングラフとは……

自分の人生やキャリアにおけるモチベーションの変化を視覚的に表現する手法

です。

とはいえ……

「本当にグラフを描くだけで悩みが解決するの?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

しかし、大丈夫です。モチベーショングラフは単なる図表ではなく、自己分析や将来設計の強力なツールなのです。

この記事では、モチベーショングラフの作成方法から活用法まで、詳しく解説します。

特に、キャリアの方向性に悩む方や、自己理解を深めたい方にオススメです。

是非最後までご覧いただき、あなたの人生やキャリアを変える新しい視点を見つけてください。

モチベーショングラフとは?

モチベーショングラフとは、自分の人生や特定の期間におけるモチベーションの変化を視覚的に表現したものです。

  • 横軸に時間
  • 縦軸にモチベーションの高低
  • その変化を線で結びます

これにより、自分の過去を振り返り、将来の目標設定に役立てることができます。

このように、モチベーショングラフは個人の職業人生における変遷を明確に示すことができます。

モチベーショングラフとはこういったものです。

このように各年齢や期でどのような出来事があり、自分のモチベーションがどのように上下したのかを書いていきます。

モチベーショングラフの書き方

モチベーショングラフを効果的に書くためには、以下の手順を参考にしてください。

準備

必要なものはA4程度の用紙、ペン、定規です。

軸の設定

横軸に時間、縦軸にモチベーションの度合いを設定

時間軸は年単位や月単位など、分析したい期間に応じて調整しましょう。

人生の転機を書き出す

重要なイベントや出来事を時系列で並べる

小さな出来事でも、自分にとって意味があれば記入することが大切です。

モチベーションの変化を描く

各イベントでのモチベーションの高低を線で結ぶ

急激な変化や緩やかな変化など、その時の感情を思い出しながら描きましょう。

振り返りと分析

グラフを見て、自身の傾向や特徴を考察するコツ

モチベーションが上がった要因や下がった原因を具体的に書き出すと、より深い洞察が得られます。

例えば、以下のような具体例が考えられます。

  • 大学入学時:新しい環境への期待でモチベーションが急上昇
  • 初めての職場でのプロジェクト成功:達成感によりモチベーションが上昇
  • 長期の残業続き:疲労によりモチベーションが徐々に低下
  • 新しいスキル習得:成長を実感し、モチベーションが回復
  • 転職や昇進:新たな挑戦への意欲でモチベーションが上昇

これらの例を参考に、自分自身の経験を振り返ってグラフを作成してみましょう。

あきらまこと

「モチベーショングラフを描く際は、細かな出来事も含めて丁寧に振り返り、自分の感情の変化を素直に表現することで、より深い自己理解と将来への洞察が得られます。」

モチベーショングラフの活用方法

モチベーショングラフを作成したら、次はそれをどのように活用するかが重要です。

自己分析やキャリアプランニング、そして面接対策など、様々な場面で役立てることができます。

以下では、モチベーショングラフの主な活用方法について詳しく解説していきます。

自己分析

自己分析は、モチベーショングラフの重要な活用方法の一つです。

過去の経験を振り返ることで、自分の価値観や興味、強みや弱みを深く理解することができます。

自己分析する際のポイントは以下の通りです。

モチベーションが高かった時期の共通点を見つける

例えば、プロジェクトリーダーを務めた時期やチームで大きな成果を上げた時期に注目し、そこでの自分の役割や行動を分析することで、リーダーシップやチームワークに関する自分の強みを発見できるかもしれません。

困難を乗り越えた経験から自分の強みを認識する

例えば、ピンチや困難な時、先輩や上司に助けてもらったことが多い。

ということがわかれば、自分は上の人に頼るのが得意なのかもしれない。などが考えられます。

モチベーションが低下した原因を分析し、自己改善につなげる

例えば、長期間の単調な作業や、自分の価値観と合わない仕事に従事していた時期にモチベーションが低下していたことに気づいた場合、今後はより自分に合った仕事や環境を探すことができます。

また、新しいスキルの習得や、チャレンジングな目標設定がモチベーション向上につながっていたことがわかれば、定期的に新しい挑戦を取り入れるなど、自己改善の方向性を見出すことができます。

このような分析を通じて、自分自身をより良く理解し、将来のキャリア選択や人生の方向性を決める際の重要な指針となります。

キャリアプランニング

キャリアプランニングは、モチベーショングラフを活用する重要な方法の一つです。

過去の経験や興味、価値観を分析することで、より明確な将来の目標設定やキャリアパスの検討が可能になります。

具体的には…

  • 長期的な目標設定:モチベーションが高かった経験や仕事を参考に、自分が本当にやりたいことを見つけ、長期的な目標を設定できます。
  • スキル開発計画:過去のモチベーション変化から、自分に必要なスキルや知識を特定し、効果的な学習計画を立てることができます。
  • キャリアチェンジの検討:現在の仕事でモチベーションが低い場合、過去に高かった経験を参考に、新たなキャリアの方向性を探ることができます。

このように、モチベーショングラフを通じて自己分析を行うことで、より自分に合ったキャリアプランを立てることが可能になります。

面接対策

モチベーショングラフは面接対策にも非常に効果的です。

以下のように活用できます。

自己PR材料の準備

グラフを通じて自分の強みや成長ポイントを明確に説明できます。

例えば……

「大学時代にサークルのリーダーを務めた際、メンバーの意見の対立を解決し、成功したイベントを開催できました。このときのモチベーションの上昇が、私のリーダーシップスキルの成長を示しています。」

あきらまこと

具体的な内容と共に自己PRができ説得力がでます!

経験の具体化

「困難を乗り越えた経験」などの質問に対し、グラフを参照しながら具体的なエピソードを挙げられます。

例えば…

「前職での長期プロジェクトで、途中でモチベーションが低下しましたが、チーム内でのコミュニケーションを改善し、最終的に目標を達成できました。この経験から、コミュニケーションを強みにして、困難を乗り越える力が身についたと考えています。」

このように、モチベーショングラフを用いて具体的なエピソードを説明することで、自身の経験や成長をより説得力のある形で面接官に伝えることができます。

あきらまこと

事実と客観を分けて説明するのがポイントです!

キャリアの一貫性の説明

転職や職種変更の理由を、モチベーションの変化と関連付けて説明できます。

例えば…

「気付けば、営業職として働いていたころより、マーケティングに興味がありました。営業のスキルを学ぶにもマーケティングの書籍を読んだり、セミナーへの参加をするようになっていきました。マーケティング関連の業務に携わった時期にモチベーションがとても高く、その学ぶ姿勢を評価していただいたこともあります。そこで、より専門的にマーケティングを学び、実践したいと考え、今回の転職を決意しました。」

あきらまこと

モチベーショングラフを書くことで気づくことが多い部分の一つですね!

というように、キャリアの変更をモチベーションの変化と関連付けて説明することができます。

面接官に自分の経歴や志望動機をより印象的に伝えることができ、採用側の理解を深めるのに役立ちます。

モチベーション管理

また、日々の motivation を可視化し、向上策を考えることができます。

例えば:

  • 日々の業務や活動のモチベーションレベルを記録し、グラフ化することで、どのような状況や任務で自分のモチベーションが上がるのかを把握できます。
  • モチベーションが低下している期間が続く場合、その原因を分析し、改善策を考えることができます。例えば、新しいスキルの習得や、チーム内でのコミュニケーション改善などの対策を立てられます。
  • 定期的にモチベーショングラフを更新することで、自身の成長や変化を可視化し、長期的なキャリア目標との整合性を確認できます。

このように、日々のモチベーション管理を通じて、自己改善や職場環境の最適化につなげることができます。

あきらまこと

モチベーションの浮き沈みが激しい人には特におすすめです。

モチベーショングラフのメリット

モチベーショングラフのメリットについて考えてみました。

人生の転機や価値観の変化を客観的に把握できる

自分の頭の中だけで考えてしまっていることを視覚的に整理できることが良いところですね。

改めて紙に書いて目で見てみると、「なんで?」や「今まで気づかなかったけど、こんなところあるんだ。」など新しい発見が必ずあります。

あきらまこと

「紙に書き出すことは、自分の頭の中の整理にはかなり効果がありますよ。」

他者に自分の経験や思いを効果的に伝えられる

よく面接対策やアドバイザーと話をするときに、ワークとして提案されるのがモチベーショングラフです。

これの良いところの一つに、他者に自分の経験や思いを伝えられるということがあります。

アドバイザーは、グラフを見ながらその場でいろいろなことを深堀できます。

例えば…

  • 「この出来事とこの出来事は似ているけど、モチベーションがこっちのほうが高いのはなぜ?」
  • 「このときどう思った?」
  • 「モチベーション低いときに共通していることある?」

などなど、その場でグラフを元に深堀できるので、1対1で自己理解をする際に便利なのです。

あきらまこと

「緊張を弱らげる効果もありますね。」

過去の経験を基に、より明確な将来像を描ける

モチベーショングラフは過去の出来事に対する感情や思いを書いていきますが、その延長で未来のことについても考える機会になります。

例えば…

「このグラフが続くとして、5年後の自分はどうなっていたい?」

などです。

あきらまこと

「原則は過去の経験ですが、こんな使い方もできます。」

自身の成長や変化を可視化し、前向きな姿勢を養える

今までの経験を振り返ることで、今の自分にどのように影響しているかを考えることができます。

必ずではないですが、過去の苦しかった経験が今の自分の糧になっている実感することもあります。

そういった意味で、過去を肯定し前を向くことができる、前向きな姿勢を養えるのがメリットとも言えます。

あきらまこと

「過去と向き合う作業とも言えますね。」

モチベーショングラフのデメリット

続いてデメリットです。

過去の経験を振り返ることで、ネガティブな感情が呼び起こされる可能性がある

過去に焦点を当てるので思い出したくないこともあるかもしれません。

事前に「スルーしたい事象には触れない」等の準備を行っておくも一つの手です。

あきらまこと

「過去の経験を振り返る際は、自己肯定感を保つことが大切です。」

グラフの作成に時間がかかり、正確な自己分析が難しい場合もある

丁寧に深堀しようとしすぎてグラフ作成自体に時間ががかかりすぎてしまうのも良くありません。

面談時間中に作成する場合はなおさらです。

面談で使用する際には、事前に書き方などのレクチャーを受け、準備できていると良いでしょう。

あきらまこと

「グラフ作成は簡潔に、本質を捉えることが大切です。」

過去の解釈が時間の経過で変化することがある

時間が経つにつれて、過去の出来事に対する解釈や感情が変化することがあります。

例えば、当時はネガティブに感じていた経験が、後から振り返ると貴重な学びの機会だったと捉えられることもあります。

このような変化は自然なものですが、モチベーショングラフの解釈に影響を与える可能性があります。

あきらまこと

「このデメリットがあるために、モチベーショングラフは定期的に実施することが良いとされています。」

よくある質問と注意点

最後によくいただく質問や注意点について記載しています。

正解はない

もちろんモチベーショングラフに正解はありません。

個人の経験や感じ方によって形は様々。

そこに良い悪いもありません。

思い浮かんだことを直感的に書くようにしましょう。

あきらまこと

「モチベーショングラフは、あなた自身の物語を描く機会です。」

定期的な更新が大切

デメリットの項でも触れましたが、過去の経験の解釈が時間の経過とともに変化してきます。

また、様々な新しい体験もあるでしょう。

そのため、モチベーショングラフは半年や1年に1回など期間を決めて定期的に実施するのが良いです。

あきらまこと

「私は、新年度の新しい目標設定のときにやってました。」

詳細な説明を添える

グラフだけでなく、各ポイントの詳細な説明も重要です。

グラフの変動を引き起こした具体的な出来事や、その時の感情、そこから得た学びなどを記述することで、より深い自己理解につながります。

また、これらの説明は、他者とグラフを共有する際に、自分の経験をより効果的に伝えるのに役立ちます。

あきらまこと

「モチベーショングラフは、自己理解と成長の貴重なツールですが、正直に向き合うことが最も重要です。」

ネガティブな経験も大切

落ち込んだ経験からの学びも非常に価値があります。

困難な時期を乗り越えることで得られる洞察や成長は、個人の発展に大きく寄与します。

これらのネガティブな経験を通じて、自己認識が深まり、レジリエンスが高まることがあります。

また、こうした経験は、将来の挑戦に対する準備となり、より強固な基盤を築くことができます。

モチベーショングラフにおいて、これらの経験を反映させることで、より包括的で意味のある自己分析が可能となります。

レジリエンスとは?

レジリエンスとは、困難や逆境に直面した際に、それを乗り越え、適応し、回復する能力のことです。ストレスや変化に対する柔軟性と回復力を表す心理学的概念で、経験を通じて育成できるスキルです。

まとめ

この記事では、モチベーショングラフの概念、作成方法、メリット、デメリット、そして注意点について詳しく解説しました。

モチベーショングラフは、自己の人生や特定期間におけるモチベーションの変化を視覚化するツールであり、自己理解と成長に役立ちます。

主なポイントは以下の通りです。

  • モチベーショングラフの定義と作成方法
  • グラフ作成のメリット(自己理解の深化、キャリアプランニングの助け)
  • デメリット(ネガティブな感情の想起、時間がかかる可能性)
  • 正解はなく、定期的な更新が重要
  • ネガティブな経験も含めた包括的な自己分析の重要性

読者の皆さんへ:今すぐモチベーショングラフを作成してみましょう。

自分の人生を振り返り、将来の目標を明確にする素晴らしい機会です。

定期的に更新することで、自己成長の道筋が見えてくるはずです。自分自身との対話を始め、新たな洞察を得る旅に出かけましょう!

ABOUT ME
あきらまこと
作業療法士 キャリアコンサルタント